どうも燻製ブロガーのクジたまです。
燻製をする上で燻製器は必ずいるものです。
炊飯器がなければご飯が炊けないのと同じですね。(鍋でも炊けるよっていうコメントは無視無視)
今回はこの燻製器を作ってしまおうっていう記事です。
燻製器は普通なら買うという選択肢になると思いますが、
「燻製器ってけっこう高そう」
「どこで買えば良いかわからない」
なんて思う人もたくさんいると思います。
実は安いものは1000円以下であるし、最寄りのホームセンターやネットショップでも購入できます。
でも大きさは決まっているし、1000円以下で買えるものはほとんどが小さく、一度に燻製できる量は少ないです。
それでも燻製器作るのめんどくさいよ~って方にはこちらをどうぞ。↓
手作り燻製器は簡単に作れます。
自分の思い通りのものがないんだったら、いっそのこと作ってしまいますか!というのが今回のテーマです(^-^)
そうなんです。実は簡単に燻製器を作ることができるのです。
もちろん木材だったり、ドラム缶を加工したりして作る燻製器もありますが、簡単に作れるものではありませんからね…
なのでここでは誰でも作れるダンボール燻製器を紹介します。
用意するのは
- 適当な大きさのダンボール(お好みによりますが、大きすぎたり小さすぎると使いにくいです)
- 100円均一で売っているバーベキュー用の網(ダンボールの幅くらい)
- ダンボールよりも少し長い細い棒(網を置くための棒になるので、多少熱に強く食材をのせても大丈夫なくらい強度があればなんでも)
以上です。
えっ!?これだけでいいの?
あなたの声が良く聞こえますよ。ふふふ。
そうですこれだけで燻製器が出来てしまうんです!
そしてこれが僕の手作り燻製器です。
(おいおい。こんなんでちゃんと燻製ができるのかよ。)
今度は心の声が聞こえましたよ。フフ。
でもご安心下さい。
これでしっかり燻製が出来るのです!
ダンボール燻製器の作り方
作り方は簡単。
- ダンボールの横に穴を開け、棒を通す。
穴は網の数によって変わります。網1枚につき棒を2本通すので穴は4つ。僕の場合は網が2枚なので、穴は片面に4つの合計8つ。 - 通した棒の上に網をのせる。
終わり。簡単でしょ?
網の端が少し曲がっているのは食材の落下防止のためにペンチで加工しました。
扉を閉めるとこんな感じです。
ネットで靴を買ったときに、使われてたダンボールで作りました。(たくさん買ったのでダンボールは少し大きめ)
一度にたくさん燻製できるので、結構気に入ってます♪
扉に付いている棒は開き止めです。網をのせる棒のあまりを採用しました。
ちなみに上にちょこんと乗っかっている丸い物は温度計です。
これは家に余ってた天ぷら用の温度計を挿してみました。燻製専用の温度計ではありませんがちゃんと使えています。
温度計がなくても燻製はできますが、燻製は温度管理も味を決める重要な要素なので、できれば用意したいですね。
大事な注意点
一つ大事なことがあります。
それはダンボールなので燻製はスモークウッドのみを使用し、燻製中は目を離してはいけないということです。
スモークウッドって何?と思ったあなたには”燻製初心者にはスモークウッドがおすすめ!とっても簡単に燻製できますよ。”で詳しく書いてますので良かったら読んでみてくださいね。
スモークウッドを簡単に説明すると粉状にした木片を機械でぎゅっと固めたものです。
このスモークウッドに火をつければお線香のようにゆっくり燃えていくので、お鍋やお皿にのせるなどして燻(いぶ)してください。
これを守らなければ突然強い風が吹いたり、なにかの拍子に倒れてしまうとダンボールが燃えてしまう恐れがあります。
バーベキュー場などでは周りの方に迷惑がかかるし、家の庭で燃えてしまった場合それが自宅に燃え移ったら……
ちょっと大げさですがそんな最悪の事態にならないために、燻製中は必ず目を離さないようにしてくださいね。
終わりに
今回は燻製器の作り方について書きました。
無理に100均で買わなくても家にあるもので代用できますので、是非作ってみてください。
燻製器があれば休日など時間のある時に、いつでも燻製ができます。
最後に少しおどかしてしまいましたが、しっかり理解して使用すれば、燻製は手軽に楽しめる趣味になります。
自分で作った燻製器で燻製すれば、きっと市販で買った燻製商品より美味しいと思います。
味付けたまごを燻製した『燻たま』はビールのお供に最高ですよ。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。