どうもクジたまです。
突然ですが、燻製ってご存知ですか?
ざっくり説明すると、煙で燻(いぶ)したものです。
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ってざっくり過ぎやないかーい!!! スギヤナイカ━━(*´∀`)ノ━━イッ
なんて時間をむだに使いつつ今回は燻製について語りたいと思いますので、どうかお付き合いください。
燻製とは
では燻製とはどういうものなのでしょうか?
上で”煙で燻(いぶ)されているもの”と言いましたが、もう少し詳しく説明すると、乾燥させた食材をさくらやりんごの木片を燃やして煙を出し、数分から数日間、燻(いぶ)し続けて完成させる調理法です。
う~ん。。。これでは少しわかりにくいですね。
それぞれ項目にわけて説明します。
乾燥させた食材
ではまず乾燥させた食材から。
実は燻製は水分が天敵なんです。
食材に水分が残ったまま燻製してしまうと、苦味成分が出てしまい食べたときに味にかなり差がついてしまいます。
もちろん水分が少ないほうが美味しく仕上がります。
「じゃあ何日も乾燥させて水分ゼロのカラカラにしてしまおう」
それはやりすぎです。 ォィォィ…(;´д`)ノ
食材にもよりますが、大体一晩冷蔵庫や外の風通しの良い場所に干しておけば、ちょうど良く水分が抜けます。
ただ、水分があまり抜けていない状態で燻製してしまっても、一日や二日後には味が落ち着いてきますので食べやすくなります。
さくらやりんごの木片
これはウッドチップと言って、細かくした木片のことです。
チップの種類によって香りが変わる=味に違いがでてくるので、いろいろ試しながら自分好みのチップを探すのが一つの楽しみになります。
チップの使い方は熱源が必要で、火のついた炭やガスコンロでなべに入れる、フライパンで焼くなど、たくさんの方法があります。
数分から数日間燻(いぶ)す
食材や燻製のやり方、気温などで燻(いぶ)す時間が変わってきます。
特に一番変わるのが、燻製の種類です。
さらに詳しくはまた記事を書きますが、燻製の種類には熱燻(ねっくん)、温燻(おんくん)、冷燻(れいくん)の三種類があります。
熱燻が一番燻す時間が短く、冷燻が一番燻(いぶ)す時間が長いのが特徴です。
その中間が温燻と考えれば覚えやすいと思います。
熱燻が数分、温燻が数十分から数時間、冷燻が数日間から数週間燻(いぶ)します。
燻製は奥が深い
詳しくと言いながら、わりとざっくりとした説明になってしまいましたが、またそれぞれ一記事ずつに分けて書いていきたいと思います。
燻製は調理の一種です。
料理をしている方はわかると思いますが、料理ができるからってゴールになるわけではありません。
燻製も同じでゴールはありません。
何年も何十年も続けても終わりはなく、同じ食材を使った燻製料理でも、その日のコンディションでぜんぜん違う味になったりします。
だからこそ燻製は面白いのです!
この奥の深さが最初は絶望を感じさせるほどでしたが、面白さに気がついてしまうと世界が変わります。
ぜひあなたもこの世界に来ていただいて、燻製ライフを楽しんでもらいたいです。
おわり