燻製は天気や気温も大事。美味しい燻製は環境も味方につけよう!

燻製は天気も気温も大事

どうも燻製ブロガーのクジたまです。

燻製が温度によって冷燻、温燻、熱燻に分けられるのは知っていますか?

知らない方はこちらをご覧くださいね。

>>>燻製の種類は何がある?冷燻、温燻、熱燻の3種類があります。

ガスコンロで燻製をするなら熱燻になるし、スモークウッドで熱源を必要としない燻製をするなら温燻や冷燻と、燻製の出来は『温度』に深く関わってきます。

ということは、部屋の中で燻製をするのならあまり関係はありませんが、外で燻製をするなら『天気』『季節』『外気温』も当然ながら深く関わってくるのもお分かりいただけると思います。

そこで今回は『燻製には天気や気温で味が変わるんだよ』をテーマに書いていきます。

 

燻製は湿度(しつど)も大事な要素

外で燻製をするということは、当然『湿度』も無視できない存在です。

燻製をするにあたって湿度が高く食材の表面が濡れていたりすると、燻煙は水分に溶けやすいため酸っぱく感じてしまい、それが結果的に失敗となってしまいます。

なので燻製をするなら軒下で雨が当たらないところでも、湿度は高いので失敗する確率が上がってしまいます。雨の日はまずやらない方が良いですね。

どうしても雨の日に燻製がしたいなら、ちょくちょく食材の様子を見て食材の表面に汗をかいてきたら水分をふき取ってあげると、上手に燻製ができます。

 

 

気温が高い日も注意が必要

気温が高すぎる場合、燻製器内の温度がかなり上がってしまい、食材(チーズなど)によっては溶けてしまいこれもまた失敗になってしまいます。

なので夏も直射日光のところではおすすめできません。曇りの日か、日陰で行うと良いですね。

冬場は逆に気温が低くなってしまいます。そうなると燻製をするときの温度も夏と比べて上がりにくく、温燻をするにも熱源が必要になる場合があります。

熱源とはコンロや炭のことで、これらを使い燻製器の中の温度を上げます。

ただし燻製器のサイズが大きければその分温度が上がりにくいので、より温度に注意して管理することが必要です。

冬は夏とは逆に燻製器を日光に当てながらの方が燻製器の中の温度が上がりやすいので、温燻であればスモークウッドで十分ですね。

燻製に最適な気温は18℃前後が望ましいです。この気温が1番燻製が美味しく仕上がりますので、この日を狙って燻製をすればいつもよりうまくいくのではないでしょうか?

 

 季節は秋の晴れた日が最適

ここまでをまとめると燻製に最適な時期は『春と秋の気温は18℃前後の晴れた日』になります。

と、いいたいところですがはすぐに梅雨になってしまうので、どうしても湿気が高くなりがちです。

そうなると湿気の少ない秋の方が燻製に向いてると思います。

つまり『秋の晴れの日の気温が15℃~20℃の間』が燻製に最適な環境となるわけですね。

ただあくまで環境的には最適なだけであって、燻製をしたいならいつでもやっちゃえば良いと思います。

だって燻製の味を思い出したら季節なんて待っていられないですよね?それで多少失敗してもそれがまた思い出になり次の教訓になるので、どんどん燻製しちゃいましょう。

おわり

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