どうも燻製ブロガーのクジたまです。
燻製初心者の方のために、今回から順を追って燻製の基本的な工程の流れを書いていきたいと思います。
この流れをマスターすれば、あなたは燻製初心者を卒業することができます。
すべて大事な部分なので、ぜひマスターしていただいて燻製初心者を卒業しましょう!
燻製には6つの基本的な工程がある
燻製には基本的な工程が6つあります。
- 下ごしらえ
- 塩漬け
- 塩抜き
- 乾燥
- 燻煙
- 熟成
これら1つ1つが美味しい燻製を作る大事な工程になります。
今回は最初の工程『下ごしらえ』について書いていきますね。
下ごしらえとは?
下ごしらえとは、魚やお肉を次の『塩漬け』の工程に移るまでの下準備のことを言います。
この下ごしらえを丁寧にするかしないかで、燻製の良し悪しを決めてしまうと言っても過言ではありません!
なぜ下ごしらえが必要なのか?
ではなぜ下ごしらえが必要なのか。
通常魚やお肉はスーパーで買ったりしますね。
でも残念ながらそのままではまだ燻製ができる状態ではないのです。
なぜなら買ったままでは食材のサイズが燻製器に合っていなかったり、汚れが付いていたりと燻製に適した状態ではないからです。
燻製器に入らなければ当然しっかり燻煙できませんし、汚れていても同様にしっかり燻煙できません。
美味しい燻製は下ごしらえから始まるのです!
下ごしらえってどうやるの?
では具体的に何をするのかというと、魚は内蔵やエラを取り除き、良く洗ってキレイにします。
大きな魚やお肉はカットしたり、余分な脂などを切り落としたりします。
つまり燻製だからというわけではなく、他の料理の下ごしらえとやっていることは変わりはありません。
魚やお肉に限らず、燻製した卵の『くんたま』を作るときも、なま卵を茹でてゆで卵にして、めんつゆなどで味を付けることも立派な下ごしらえですね。
この下ごしらえをしっかりすることができれば、後々の出来栄えに影響してくるので、しっかりと丁寧にやりましょう。
SNS映えにも下ごしらえは重要?!
最近はSNSに投稿するのが当たり前になっているのは時代でしょうか…
しかし綺麗に燻製できた!上手にできた!美味しかった!となればやはり、みんなでシェアしたくなるのも時代です。
どうせSNSに上げるなら綺麗に作りたいですよね?
せっかくうまく燻製できても見た目がアレだったら…ねぇ…
下ごしらえの段階からしっかりとやれば、最終的にキレイに仕上がりますので丁寧に取り組みましょう。
まとめ
今回は『下ごしらえ』の重要性を書いてきました。
燻製をする上での燻製器に適したサイズのカット、しっかりと汚れを落とす洗浄作業。
特に内臓を取る作業は苦手な方もいるかも知れませんが、美味しい燻製には水分の多い内臓は余分な部位なので綺麗に取り除きましょう。
この工程が燻製の始まりになりますので、ここでしっかりと気持ちを込めて丁寧に行ってください。
この次の工程は『塩漬け』になります。
塩漬けの記事はこちら>>>【燻製の工程②】塩漬けは肉や魚の美味しさを底上げする工程。